このしろ寿司は、「このしろ」を丸ごと一匹酢〆し、中におからを詰めた郷土料理です。
「このしろ」は秋から冬にかけて脂がよくのり、お刺身やお寿司にして食べるととても美味しい魚です。
【久美浜のこのしろ寿司】
旬の11月から3月までの期間限定!久美浜湾で捕れた新鮮な「このしろ」を使った姿ずし。すし御飯の代わりに味付けしたおからが詰めてあり、久美浜町の『綿徳商店』と『河清商店』で購入できます。
地元の漁師さんが刺し網で捕ってこられるので、天候等により収穫量が左右されます。また、すべて手作業でおからを詰めていきますので、1日に製造できる量に限りがあり、口に入るかどうかはお店に行ってみないとわかりません。
口にした瞬間に広がるさっぱりとした甘酢っぱさは今でも忘れられません。「もう一口食べたい」そう思いながら食べていると、気が付いたときには一匹食べていました。
また、お酒のアテにも絶品です。
すし飯では味わうことのできない風味と食感でした。酢〆されているので骨も全く気になりませんし、皮がやわらかいので頭も全て食べることができました。また、味がしっかりとしているので生臭さはなく、生魚の苦手な私でもおいしく食べることができました。
数日おいてから食べると、さらに味がなじんで違った味を楽しむことができます。
ちなみに、お店で食べることができないため、お持ち帰りで、ゆっくりと味わって下さい。