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綾部・亀岡体験
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谷和紙は、800年以上前に戦いに敗れ、都から現在の綾部市黒谷町に落ち延びた平氏一族が、生活の糧に作り始めたと伝わっています。

その特徴は、丈夫さ!写真の連鶴は、なんと一枚の和紙から出来ています。こんなに間近で見るのははじめてでしたが、和紙の繊細なイメージが見事に覆されました。

全国的に珍しい「純手漉き」の手法で製造され、原料には和紙の3大材料のひとつである「楮(こうぞ)」が使われています。楮(こうぞ)はクワ科の落葉低木で、繊維が太くて長く強靭!これが黒谷和紙の強さのヒミツです!
また、「黒谷和紙会館」と「黒谷和紙工芸の里」では、職人さんの紙漉きを見学できます。職人さんの研ぎ澄まされた集中力が、見ているこちらにも伝わってきます!

この二つの施設では、和紙作り体験ができます。
そこで、実際に体験してみました!職人さんの手ほどきを受け、気軽に楽しめます。前後左右に求める厚さになるまで汲んではゆする。20分程で、和紙作りの醍醐味を味わうことが出来ます!どんなふうに仕上がるかな?届くまでのわくわく感がたまりません。
完成した和紙のハガキで、久しぶりに大切な人へ手紙を送ってみようと思いました。
和紙作り体験のほかにも、丈夫さと綺麗な色合いを活かした便箋や美術紙、財布、名刺入れ、番傘、座布団など様々な品物が作られ、販売されています。ここでしか買えないものも…。旅の記念に、お土産にぜひ購入してみてはいかがでしょう?

また、休日のみ開館の「黒谷和紙工芸の里」は、旧木造小学校の懐かしい雰囲気に、廊下の行灯や和紙作品が調和しており、心安らぐ空間となっています。どこか昔懐かしい雰囲気を味わうことができ、おススメですよ。