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福知山体験
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知山市大江町にある田中製紙工業所に、この地方の伝統産業である丹後和紙の紙漉き体験に行ってきました。

この地は古くから紙漉きの村として栄え、一時は200戸余が和紙造りに従事していましたが、現在は田中製紙工業所のみがその伝統を保持し続けている努力が認められ、『京都府無形文化財』の指定も受けています。
楮(こうぞ)を育てるところから、紙漉きの材料を、製品まで全行程を自分たちでされています。鬼たいじの伝説で名高い大江山周辺に栽培される良質の楮(こうぞ)を原料として、宮川の渓流で晒(さら)し、一枚一枚丹念に漉き上げたものです。染紙の色づけは山野の草木等によるもので、化学物質を極力使用していませんので、経年変化が極めて少ない和紙です。

紙漉き体験

まずは職人さんが紙漉きをされているところを見学し、職人さんに教えていただきながら、見よう見まねでチャレンジするのですが・・・やはり職人さんと同じようにはいきません。当然のことですが・・・
簡単そうに見えますがとても難しく奥が深い。必死です。(笑)
職人さんの熟練の技術を間近で見る事ができ、とても貴重な体験となりました。
普段は隣の和紙伝承館で実際に紙漉き体験ができます。また、丹後和紙を使った様々な作品の展示会が開かれています。どの作品も丹後和紙の独特な風合いが活かされており、また温もりを感じることができます。
土日祝のみ営業しており、紙漉き体験は予約制となっています。
是非、伝統産業の丹後和紙を実際に目で見て、肌で感じてみて下さい!