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福知山景観
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知山市川北にある、大江山鬼伝説に登場する源頼光ゆかりのお寺「頼光寺」(らいこうじ)に、ナンジャモンジャを見に行ってきました。

ナンジャモンジャってなんじゃもんじゃ!?...(笑)って言いたくなるような名前ですが、みなさん知っていますか?
ナンジャモンジャは、学名をChionanthus(チオナンサス)、和名をヒトツバタゴといいます。モクセイ科の落葉高木で、5月上旬から中旬にかけて白い花が咲きます。
学名はギリシャ語の「chion(雪)+ anthos(花)」からなり、白い花を雪に見立てたもので、英名ではスノーフラワーと呼ばれています。
頼光寺のナンジャモンジャは、大正初期に檀家さんが朝鮮半島から持ち帰り植樹したもので、樹齢は約100年だそうです。

日本では本州中部の木曽川流域(愛知県、岐阜県)と長崎県対馬北部(上対馬町鰐浦)が自生地として有名です。
ナンジャモンジャの語源には諸説ありますが、水戸黄門こと徳川光圀が時の将軍に「あの木は何という木か」と尋ねたときに、返事に窮してとっさに「なんじゃもんじゃ!」と答えたという面白い説があります。他にも、村の人が弘法大師に尋ねたときに返事に窮して答えたという説もあります。
ライトアップされたナンジャモンジャ
ナンジャモンジャは繊細で美しい白い花を咲かせます。白く細かい花はまるで雪が降り積もったかのようで、思わず見とれる美しい姿です。

頼光寺では、毎年5月のゴールデンウィーク頃に「ナンジャモンジャ祭」を開催されており、期間中は夜になるとライトアップもされます。暗闇に浮かぶ白い花が幻想的で、また違った表情を見せてくれます。