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亀岡歴史文化
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篠村八幡宮の鳥居の前で
都府亀岡市にある「足利尊氏」にゆかりのある篠村(しのむら)八幡宮を訪れました。 鳥居をくぐって参道を進むと左手に本殿があり、その横に『足利高氏(尊氏)旗あげの地』と刻まれた大きな石碑が立っています。

石碑

この神社は、室町時代初代将軍の足利尊氏公が鎌倉幕府討幕のために挙兵した地なのです!


本殿

六波羅探題を攻める際、尊氏公の産土神(うぶすながみ)である当神社で戦勝祈願をしたといわれています。また、境内には尊氏公が出陣の際に、戦勝祈願の為に玉串に代えて鏑矢(かぶらや)を奉納したことに倣って、賛同する多くの武将達が矢を納めたとされる『矢塚』や、陣営の所在を明らかにするために旗を掲げたとされる『旗立楊(はたたてやなぎ)』を近くで見ることができます。

この地に立つと、尊氏公に伴って、討幕のために立ち上がった一万騎もの鎧武者達の意気込みや、室町幕府の誕生のきっかけとなった地を身近に感じることが出来ます。
足利尊氏公は鎌倉幕府討幕の戦いに勝利し、さらに、楠正成との戦いにも勝利しています。負けられない勝負事があるときは、篠村八幡宮で祈願すれば勝てるかもしれませんね。
みなさんも亀岡の地で歴史のロマンを感じてみてはいかがでしょうか。


旗立楊