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京丹後歴史文化
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丹後市峰山町の中心部には、日本で唯一の「狛猫(こまねこ)」の金刀比羅神社があります。

丹後地域は丹後ちりめんの産地。
原料は高級絹糸。その絹糸をネズミがかじらないよう追い払うネコは、まさに守り神。
江戸時代に地元商人(織物業者)が奉納したものと言われています。
 
階段を上がり神門を抜けると左右に「狛猫(こまねこ)」が鎮座しています。
向かって左側のネコは子ネコを抱き、子ネコの頭に手をのせて「アー」と口を開けており、子どもをかわいがるやさしい母ネコのように見えます。
右側のネコは口を横一文字に閉じたネコで、左右で「アウン」の狛猫になっているようです。

神社へ行くと、狛犬はよく見かけますが、狛猫はめずらしくとても新鮮であるとともに、親しみを感じました。
神社の周辺では、猫をテーマにした“ねこスイーツ”が食べられます。

1軒目は、峰山町内にあるお菓子処 戸田風月堂の「猫型まんじゅう」です。山芋の生地を蒸して作り、まんじゅうの表面は猫の顔を表現し、形はまるで猫が座っているような形で、食べるのがもったいないような感じがしました。
もちもちとして、やわらかで高貴な味の「まんじゅう」でした。
2軒目は、境内の前にあるお菓子司 大道の「狛猫もなか」です。
かわいい狛猫の顔をかたどった皮のもなかで、軟らかくてあずきの甘さがほど良い、美味しい「もなか」でした。

神社に参拝し、かわいい“ねこスイーツ”を食べに来てください。