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福知山歴史文化
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知山市三和町大原地区にある大原神社は安産の神様として有名で、毎年、安産や七五三など子どもの健やかな成長を願って多くの人々が訪れています。

本殿の龍の彫刻が見ものです。今にも動き出しそうなほど精巧で躍動感、存在感、迫力があります。

大原神社の前を流れる川の対岸に産屋(うぶや)があります。
大原の産屋は茅葺、切妻屋根、それをそのまま地面に被せたような天地元造という古い建築様式で造られおり、出入口には魔除けとして古鎌が吊ってあります。1913年(大正2年)頃までは、産屋に7日7晩籠り出産していました。それ以降も産屋に3日3晩籠る習慣は1948年(昭和23年)頃まで続いていましたが、次第に産屋を利用する習慣はなくなりました。

大原神社や産屋は山々に囲まれ、小さな川が流れていて、自然豊かな場所に位置しています。昔話に出てきそうな場所で、まるでタイムスリップしたかのような気持ちになります。
大原地区の小さな集落の西端に大原神社の御旅所があり、そこにでんと大杉が立っています。
大原の大杉は、天然記念物で歴史ある大杉です。
推定樹齢は約700年、周囲8mの大杉。
堂々とした佇まいを間近で見ると迫力を感じます。